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2022年11月21日 更新

~お正月飾り作り 着々と制作中~

 小山田高齢者在宅サービスセンターでは、毎年利用者の方と稲作から始めるお正月飾り作りを行っています。今年も初夏に稲を植える事から始め、並行して室内では椿や干支の人形などの製作を行ってきました。

 当事業所には小山田デイサービス、友、サロンの3部屋のデイサービスがあり、これまでは主として友、サロンへ参加して頂いている方々にこの活動を支えて頂いてきていました。この活動は”友”のスタッフ有志による「お正月飾り実行委員会」主導で行ってきましたが、実行委員の工夫で毎年進化を続け、今年は3部屋の方それぞれが各工程に関わって頂く形となり、小山田に参加されているすべての部屋の方が関わって完成させていく事となりました。玄関から建物に入ると立体的な形を崩さない様に壁に吊るしたお正月飾りが見て頂けます。

 

<田植え>

 主として友、サロンの有志の方に中心となって進めて頂きました。

 

<椿作り>

 合計600個の椿の花は、小山田デイサービスの土曜日メンバーの方に中心となって進めて頂きました。

 

<干支のウサギ、繭玉作り>

 300個のウサギ、2400個の繭玉作りは、サロンの皆様方に担って頂きました。                 ウサギはその形も表情も一つ一つ違います。

 

<袴取り、藁打ち>

 友の部屋では、シートの上で藁作業を行っている様子がこの時期の風物詩となっています。

 

<藁綯え>

 藁の扱いは慣れている方でないと難しく、きれいになった藁を綯う作業は友、サロン、小山田デイサービスの部屋それぞれで腕に覚えのある方に行って頂きました。

 

<組み立て>

 ここで登場して頂くのがコモンズクラブの有志ボランティアの皆様です。昨年からお手伝いを頂いているボランティアの皆さんの手で、各部屋で作った物を一つの形にまとめて下さっています。

 すっかり朝晩と冷え込むようになってきた11月になりました。まだまだお正月飾り作りは続いていますが、友、サロン、小山田デイサービスの皆さま、コモンズクラブ有志ボランティアの皆さま、そして苗や藁をご提供下さっている小山田緑地田んぼ友の会、町田市青少年健全育成小山田地区委員会の皆さま、今年もご協力ありがとうございます。皆さんのおかげで今年もこの活動を継続する事が出来ています。

 そしてお正月飾り実行委員会の皆さま、今年のお正月飾り作りは小山田に参加されている3部屋すべての方が関わる様に工夫して頂きありがとうございます。まだ終わっていませんがこれからも利用者の方と一緒に関わることの出来る活動を継続して頂ければ、きっと利用者の方にも喜んで頂けると思います。

 最後になりますが、小山田に参加されている皆さま。12月には完成したお正月飾りがお手元に届きます。    ご自宅に持ち帰られたら、是非、「この椿は私が作った」「この稲穂は自分が育てた」「このウサギの表情は私が描いた」等々と、ご家族へ自慢して下さい。