めだかの学校　つくし野デイサービスセンター

新年あけましておめでとうございます。

２０２３年第１弾のデイサービスニュースは『つくし野デイサービスセンター』が担当し致します。どうぞ宜しくお願い致します。

『つくし野デイサービスセンター』の建物近くには池があります。その池を去年の４月に施設スタッフの運転手さんがきれいに整備をしてくれて、金魚とメダカを各１０匹ずつ購入して池に放しました。

当初は、すぐに死んでしまわないか？カラスやタヌキ、ハクビシンに食べられてしまわないか？と心配し、池を覆うように網状のネットを被せるなどの対策も施しました。
池の金魚やメダカの存在がご利用者の方々に浸透し始めると「餌をやりたい」「今日も元気？」と、到着してすぐに声をかけて下さる方が徐々に増えてきました。

　

その後は、建物の中にいてもエサをあげられる『雨どい』ならぬ『餌どい』（※黄色矢印）を設置したことで、雨の日でもエサをあげられるようになりました。

　

その甲斐あってか、初めは小指大くらいの金魚が現在では２０㎝位に成長し、３世代目位まで増えています。メダカもスクスクと育ち増えています・・・・・・・・が・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・元気に増えているのは魚たちだけではありませんでした。
水中の“葦”も確実に増殖していて、自由に泳げる場所が全体の１／１０位になってしまったのです。

　

そこで先日、運転手さんと私の2人で池の大掃除を行いました。
道具については施設にあまり適したものがないので、運転手さんが自宅からわざわざ持ってきてくれたり、小学校からもお借りする事が出来ました。それでも葦は池の中に根を縦横無尽にしっかりと拡げていて一筋縄ではいきませんでした。

どの程度、葦を撤去してどのように残すのか？体力とも相談しながら何回か打ち合わせをしながら結局、半日以上かけて部分的とはいえ撤去した事で素敵な池が蘇りました。

　

すると・・・小学生が休み時間に見に来たり、先生方も授業で使ってくれるようになりました。

今日も『つくし野デイサービスセンター』では
朝、到着して席にも座らないでエサを手に取る方・・
ゲームの合間・・
お昼休み・・
利用者の方は、エサをあげてくれていると思います。

ですが・・・

ただエサをあげているだけではありません。
そのかわりに笑顔をもらっている事に気付きました。

　

　

デイルームから一望できる校庭も勿論ですが、池も1年を通して色々な景色を楽しませてくれます。
皆様も、『つくし野デイサービスセンター』に寄られた際には、池の方もちょっとだけのぞいてみてください。

　

最後までご覧いただきありがとうございました。

文責：つくし野デイサービスセンター　田村　宏