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忠1支援センター

2025年03月05日 更新

忠生地区移動支援『お買いものバス かしのみ号』

 忠生第1高齢者支援センターが担当する地域では、高齢になり車やバイクに乗れなくなると買い物や外出が困難になるという声が上がっています。移動や買い物の不便を解消するための支援として、忠生2丁目かしのみ公園からアメリア根岸ショッピングセンターを結ぶ『お買いものバス かしのみ号』が、2022年4月から毎週水曜日午前中に定期運行しています。

 

 ※かしのみ号は老人クラブ、自治会、住民ボランティアの方、サービス事業所など地域の方々の協力により、約1年間のテストドライブと話し合いを繰り返し、実現した地域支え合い活動です。

 

 車両には目印としてオリジナルキャラクターのマグネットを貼り、乗車希望の方には登録後、かしのみ号のバッジをお渡ししています。運行当日は皆さん目印としてバッジをつけて集合します。キャラクター名の「カッシー」は、かしのみ公園が由来。デザインのアイデア、作成はかしのみ号に関わる皆さんによるものです。

 

★初代 カッシー (※最初は、手書きでした)  車両用のマグネットデザインです。

★2代目 カッシー(※デジタルに進化しました) 車両用のマグネットデザインです。※2025年3月

 

★会員目印の缶バッヂもデジタル化!
初代 カッシー2代目 カッシー      2025年3月

  

 2022年5月18日、地域の方や関係機関44名がかしのみ公園に集まり、晴天の中お披露目セレモニーを行った時の様子を紹介します。

 住民代表の方やボランティアさんたちによるテープカット。「かしのみ号出発!」

 

 各関係機関の方(高齢者福祉課、社会福祉協議会、忠生地区協議会、地域代表の方)からご挨拶をいただきました。

 

 全員で記念撮影を行い、この日も皆さんでお買い物に行ってきました。

 

 小山田高齢者在宅サービスセンター、ボワ・すみれ福祉会の車両とドライバーさんが、毎週運行に協力してくれています。

 老人クラブのメンバーや住民ボランティアさんが乗降時に「足元に気をつけてくださいね」と声掛けを行い、登録の受付や自治会への声掛けも住民の方が中心となり運営しています。

 乗車する皆さんからは「毎週みんなに会えておしゃべりしながら買い物に行けるのが楽しい」と買い物の不便を解消するだけでなく、地域の皆さんにとって見守りとコミュニケーションの場にもなっている「かしのみ号」です。

 

活動開始2年目にお揃いのエコバッグを作成しました。

大容量で使いやすいく、何よりかわいいと大好評です!

 

※現在、この活動は、キャラクターのデジタル化だけでなく、協力事業所が小山田高齢者在宅サービスセンター、ボワ・すみれ福祉会(花の家)の他に町田育成会(大賀ぐうし館)にも賛同いただき3事業所に増え、利用登録団体も増え、年間で950名程、利用される活動となっています。これからも、かしのみ号に関わる皆様とともに進化を続けながら、この活動を継続していきたいと思っていますので、皆様これからもよろしくお願いします。

支援センターではこれからも地域の不便や困りごとの解決に向けて、地域の皆さんや事業所の皆さんと協力して取り組んでいきます

                        忠生第1高齢者支援センター 

                        生活支援コーディネーター 田代 愛子