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デイサービス
2023年12月04日 更新
こんにちは、皆さん。
今回は、おりづる苑せりがやのSDGSの取り組み「100ポイントを得る事の大変さ」について報告します。
★目標12 の「つくる責任つかう責任」について
SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」とは、限りある地球の資源を守るため、持続可能な生産と消費のバランスを形成することを示した目標です。おりづる苑せりがやでは、ご利用者とスタッフが飲用する飲み物の空きペットボトルが毎日大量に排出されます。
おりづる苑せりがやでは、そのペットボトルを集めて回収場へ持って行き、リサイクルしてポイントを頂き、そのポイントでおやつを購入するという経験をご利用者と共有したいと思っています。
ペットボトルをリサイクルに出すことは、一見簡単な作業のように思えますが、実際には大変な労力が必要です。ラベルを剥がし、洗浄し乾燥させる。こうして少しづつペットボトルを貯め、1〜2か月毎に回収所に持って行きポイントを少しづつ貯めてきました。
ペットボトルをリサイクルすると、お店の機械によって異なりますが、一本あたり数銭程度のポイントがもらえます。このポイントを少しづつ貯めて行きますので、100円分に達するまでには大変な時間がかかります。しかし、地道に続ければ、徐々にポイントが増えていくことをご利用者と共に実感できました。
ご利用者にとって、ペットボトルのリサイクルは、役割としての満足感を得られる方法の一つでもあり,今回はその様子を見かけた近隣の方とのコミュニケーションも生まれ、社会とのつながりを保つ手段としても機能した場面も見られました。
まとめ
SDGsの取り組みとして「ペットボトルを多量に集めてリサイクルする」というこの取り組みによって、地球環境維持に貢献しているという満足感や、自分の役割として活動することで得られる充実感、また、ポイントでの収入なども活動する大変有意義な事ではないかと思います。ポイント収入で100円を稼ぐことは、大変な作業ですが、今回、貯まったポイントを使っておやつを購入して皆で分けることができました。ご利用者の頑張りがあり、得られたそのおやつは、普段と違い、何か特別な重みがありました。
コツコツと取り組むことで、小さな成功体験が積み重なり、地球環境維持への貢献として始めたペットボトルのリサイクルがいつからか楽しみとしてご利用者の意欲も向上させることができました。
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