町田のはずれ、東京のはずれ、だけど　つくし野は「あたり」のまち！

　１１月初旬、つくし野デイサービスセンターは東急田園都市線つくし野駅前にて４年ぶりの開催となりました、上記キャッチコピーのお祭り『あたり市』に出店しました。

　地元の方に対してなにかお返しが出来ないか？そして地域交流として、地元のお祭りには毎回出店しています。ブースでは介護相談が出来るスペースを設けたり、施設パンフレットの配布も行いながら、利用者の方の手作りの作品を売らせてもらいました。

 

　それでは、どんなものを売っているかというと・・・・・・・

★牛乳パックで作った『かご型小物入れ』

 

★施設敷地内に落ちていた松ぼっくりを利用したその名も『まつぼっクリスマスツリー』

 

★日頃からデイのネット細工の時間に作って頂いているティッシュカバーケースや小物入れデイのテラスで育てた千日紅のドライフラワー

 

★ネット細工で余った端材を再利用したキーホルダーや軍手の指部分を使ったかわいらしいマスコット人形

 

★近くにある同法人のデイサービス『おりづる苑かなもり』からも完全無農薬のサツマイモを協賛してもらいました。中身が見えなくて残念ですが、どれも立派で大きなものばかりです。

 

　他にもたくさんの手作り作品がありました！

 

　手作り作品と言えば、自宅でも時間のある時に折ってきてくれる方もいる『広告で作ったくず入れ』は無料にするなど、合計約２０種類弱の品物を所狭しと並べたところ・・・・・・・

　本当に大勢の方に来て頂けました。写真を撮れていない方もまだまだたくさんいらっしゃいます。

　結果・・・・・・

　完売の続出・・・ですが、決して売上がメインではありません。直接、制作に携わった利用者の方たちの手間や労力を考えると本当に申し訳ない金額ではありますが、誰にでも気軽にいくつでも買えるような、お財布に優しい金額にさせてもらいました。その結果、小学生がアクセサリーとして小物を嬉しそうに何度も買いにきてくれた光景がありました。

「今日、ここに来れば会えると思っていた」

「とても安くてストレス発散になりました」

「生まれてくる孫に買っていく」

「（以前、購入した指人形マスコットは）まだうちに飾ってあるので今日はもう１つ買って隣に飾ります」

「雑巾は丁寧に縫ってあるのでいつもここで買っています」

「えっ　こんなに安いの」

正しい金額を頂きましたが「手間賃として受けっとてください」と言われた方

これらは来て頂いた方のほんの１部の声です。

「ドライフラワーって何ですか？」と興味深く聞いてきてくれた男の子もいました。

売れてしまって現物がない中がんばって説明しましたが・・・・みなさんならどのように説明しますか？

 

　今回は４年ぶりの開催となりました。出店した際には必ず来てくださる地元の方、利用者ご本人様がバスで会場まで来てくれたり、ご家族様と一緒に来てくれたご利用者の方、今も勤務しているスタッフも顔を出してくれました。それに加えて以前働いていたスタッフ、更には以前に利用されていた方のご家族様にも何組かお会いする事が出来ました。これは毎回出店しているからこそ、また長く地元で活動しているからこそではないかと感じました。

　そんな、とても懐かしい顔ぶれに再び会えた事が、私たちにとっては『大当たり』な１日でした。

　担当：つくし野デイサービスセンター　管理者：田村　宏